脚は2本しかないのに、あれもこれもシューズを欲しくなってしまうのがランナーの性である。
異論は認めない。
そんなわけで、現状履けるシューズが9足もあるのにまた新しいシューズが欲しくなってしまった。
だって春だもの。
新製品に胸が踊ってしまうのだもの。
そんな要らぬ物欲を抑えるために、ランニングシューズの整理をしていきたい。
(勉強へ向かう集中力が落ちてしまったので、この記事で息抜きしていきたい。)
Stravaのシューズ記録から持ってきた手持ちのシューズは以下。
シューズボックスにはSauconyのGuide15もあるが、これはちょうどリタイアさせたところなので除外。
9足もある。
- 自作ワラーチ
- Salomon Phantasm
- Adidas TRACEROCKER 2.0 GORE-TEX
- Brooks Hyperion Max
- Adidas Supernova Rise 2
- Brooks Hyperion elite 4
- Li-ning 越影2.0
- Saucony Endorphin Pro 2
- Brooks Aurora

purpose列の凡例は以下。
- jog: ジョグ用途。5’00″~/kmを想定。
- < jog: ジョグより速いペースのランニング。4’00″~5’00″/kmを想定。
- < LT: スピードトレーニング用途。2’50~4’00″/kmを想定。
- race: レース用途。ハーフマラソン・マラソンを想定。
- barefoot: ワラーチ等のベアフットシューズ。フォームチューニングを想定。
- rain/trail: 防水トレランシューズ。雨の日やトレイル用途を想定。
用途別に整理して分かったのは大きく分けて以下の2点。
- jog及び< jog用途のシューズが半数(4/9)を占めている。
- 普段はジョグしかしないからバランスとしてはこれでいい。
- けど、数が多い。普段欲しくなるのもだいたいジョグ用途。
- ここのマインド改善が必要。十分あるから買わなくていい。
- Brooks Auroraはだいぶ傷んできたから、普段履きにジョブチェンジしてリタイアさせる。
- jog及び< jog用途以外のシューズは起用頻度が低いのでまだまだ持つ。
- Saucony Endorphin Pro 2の残機が気になるところだが、一回15km計算でまだ16回は使える計算だから今シーズン前半は持つ。
- Brooks Hyperion Maxは現状ヒルスプリント専用機になっているが、スピードメニュー全般で汎用的に起用していくこともできるから、
- barefoot・rain/trailは常用目的ではなく、飛び道具的に使うものなのでまだまだ持ちそう。

ジョグシューズの起用に関して
買わない前提で、買うならどうするかという妄想をしてみた。
ジョグシューズと一言で表しても、性格がまるで違う。
私は以下のように4足を使い分けていた。

感覚で揃った4足だったが、プロットしてみるとたまたま上手く棲み分けられていた。
そして、ここでBrooks Auroraがリタイアとなる。
なので、反発が弱めでミッドソールが柔らかめのシューズがあればここにフィットするはずなのだ。

ここで、私が現在気になっているシューズを見てみる。
まずはMIZUNOのNeo Zen。
去年末に発売され、周りの評判のいいモデル。
普段のランニングが楽しくなりそうな感想が聞こえてくるので気になっている。
先日試し履きもしてみたが、もっちもちで絶対いい!軽いし。
ミッドフットで軽快に弾むように走りたい。
これは多分気に入って走行距離がすぐに増えてしまう予感がしている。
そしてもう一足、SauconyのGuide 18だ。
冒頭でも書いたように、3世代前のGuide 15は通勤ランを中心に愛用していた。
こちらは打って変わってNEO要素ゼロのいなたいシューズ。こういうのも好き。
NEO ZENが渋谷ならGuide 18は亀戸って感じ。好きなんだよ。
シューズを入れ替えてみたが、どちらも肝心のBrooks Auroraが担当してくれている枠にハマらないことが確認できた。

ここに抜擢できそうなシューズをChat GPTのDeep Researchオプションで聞いてみた。
せっかく書きながら情報を整理したから、プロンプトに活かしてしまおう。
こんなことを買わない前提でショップの店員さんに聞くほど面の皮が厚くないので、AIを活用する。



前々から気になっていたシリーズの最新作、Asics Gel-Nimbus 27を勧められた。
Asics Novablast 5もHOKA Clifton 10もアリだなあ。
振った番号の順番で購入して入れ替えていけば、ジョグシューズの隊列を乱さずに世代交代が出来そうだ。という試算が済んだ。

まあ、買わないんですけどね!
これは整理!これは整理!
おわりに。
無駄な買い物をしないために、理想とのギャップとそれに基づく要求を言語化しながら整理してみたがなかなか楽しかった。
感覚だけで欲しいものに飛びつくのはそれはそれで楽しかったりするが、やっぱり自身のニーズを把握してそれにフィットするものをピンポイントで狙う方が行為としての楽しさを伴うのでそっちに倒していきたい。
まあ、とはいえすぐに買う必要なないことが分かったから、しっかり距離を踏んで鍛錬を積んでから改めて財布を開きたいと思う。
書いてよかった。
もうここで書いたシューズはしっかりリサーチしたから買った気になった。
3足分のシューズ代の支払いを未来に送ることができた。一旦。
MIZUNO Neo Zen ¥16,500
Saucony Guide 18 ¥21,450
Asics Gel-Nimbus 27 ¥20,900
仮に全部10%オフで買えたとしても5万円超えだ。浮いたわー。
アメリカではNo Buy Challenge 2025というのが流行っているらしい。
消費の行き過ぎに待ったをかける、そんな機運。
ある意味転換期だ。
↓の記事が分かりやすかった。
