
今まではあまり参加してこなかったタイプのレースに出たので記録しておく。
秩父の丘を走り抜ける、とても気持ちいいロードレース。

当レースの目標
とにかく楽しむ!
気持ちよく走って美味しいご飯を食べる!
当レースの結果
11kmの部
タイム: 40分36秒
実際の距離は約10.4kmだったので、平均ペースは3’54/kmほど。
レース前
前夜~当日朝の過ごし方
このレースに誘ってくれた先輩夫婦の家に泊めていただき、しゃぶしゃぶをご馳走になった。
しゃぶしゃぶの前に前日刺激ということで公園で軽く走る。
匠戦8を貸してもらったが、手持ちのシューズのどれとも異なる感触で新鮮だった。
スピード練習にはいいかもしれない。
食後はみんなでランチューバーの動画を観ながらわいわい過ごす。
会社のメンバーも一緒に参加したためいつものレースの緊張感はあまり感じず、”楽しいイベントが明日ある”というマインドですぐに眠りにつくことが出来た。
装備まとめ
シューズ
Nike: Zoom X Vaporfly Next % 2
ウェア
雨が降っていたので、キャップの下にヘアバンドを装着する二重防御策を採った。
キャップ: milestone | original cap(MSC-017)グレー×オレンジ
ヘアバンド: Halo | Halo II プルオーバーヘッドバンド
トップス: 参加しているランニングクラブのスリーブレスTシャツ
ボトムス: Adidas | FAST 2IN1 SHORT PRIMEBLUE
ソックス: SIDAS: Run Feel ML(40-41)
補給食
レースの1時間ほど前に以下を摂った。
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AJINOMOTO | アミノバイタル アクティブファイン(粉)
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江崎グリコ | パワープロダクション オキシアップ
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梅丹本舗 | 梅丹メイタン サイクルチャージ/ブラック
レースの振り返り
Start〜3km
位置について、の合図から号砲が鳴る。
雨に濡れた路面に気をつけながら、軌道に乗せて戦いの位置を調整する。
後半の激坂に備え、最初は様子見。
4’00を切るくらいで入って、あとは下り坂に身を任せながらチューニングする。
そんなプランで向かった。
最初の3km強は小回りでコースを一周回る。
下見のようなこの一周で自分のコンディションを確かめてから本命とも言える大きな2周目に向かった。
4km〜6km
集団はバラけてしまい、早々に単独走となった。
ほとんど知らない道を雨の中一人で走るのは気持ちがよかった。
20mほど先を走っていたランナーとの間隔をキープしながら一人旅を楽しんだ。
後半に脚を残すために、下り坂でストライドを広げ過ぎないように着地に気を配りながら走った。
途中、骨盤が後傾しているような感覚を覚えたため、腰を入れ直して走った。
同じ出力で5秒程度のスピードアップが出来た体感があった。
レース中の修正は、日々のジョグを通して身体との対話が出来てきた証明のような気がして嬉しい。
冷静に出力コントロールをするという意味ではトラックレースの成果が出たというのもあるかもしれない。
7km~8km
いよいよ目玉の激坂に差し掛かる。
手元の時計表示でだいたい7.3kmほどの地点。
(いよいよ来たか!)
心の中で小さく叫び、木々が生い茂る激坂を上る。
前のランナーとの距離は若干詰まっているが、道幅も狭いので無理に抜こうと欲張らずに指標として捉える。
ロードレースの経験値は不足しているため、こういったポイントで仕掛けるのは早計だと判断した。
結果的には功を奏し、前のランナーとの距離を保ったまま落ちてきた別のランナーを拾って順位を上げられた。
もう一山来るかな、と構えていたが激坂は終わっていた。
9km-11km
ほとんど元の標高に戻り、ラストスパートに備える。
激坂はもうないという確証が得られず、少し余力を残した状態で前のランナーを追いかけていた。
石畳のせいで路面が滑り、上げきれないという理由もあったが気を溜めながらの前進といった趣で推移していた。
しかし気づいたときにはもう残り1km。
しかも多分11kmじゃない。
もう少し手前にゴールありそう。
やばい、上げなきゃ。
無事ゴール。
あれ!終わっちゃった!という感じ。
Goal後
誘ってくれた先輩夫婦と初レースを終えた会社メンバーでお互いの健闘を讃えながら温泉へ向かう。
汗と雨を流し、疲れを落とす。
サウナを1セットだけやったが、汗の出るスピードが凄まじく1セットが適量だったように思える。
温泉の近くのレストランでローストビーフ丼をいただく。
ピートの香りが効いた珍しいワインも合わせて注文。

素揚げした野菜も付け合わせのピクルスも美味しい。
走った後だから30倍美味しい。
ローストビーフを食べた後のワインは42倍美味しかった。
食後のジェラート。

翌日のダメージ
特になし。
5’26/kmペースで70分間のジョグを行ったが痛みや不調は特に感じなかった。
久々にヴェイパーフライを履いたが、以前より乗りこなせているのかダメージの残りが小さくて嬉しい。
レースの感想
とにかく終始楽しかった。
今までは記録を追うレースばかりで少々食傷気味なところが正直あったが、今回はコースのタフさと距離の半端さ故に、良い意味でラフに出走することが出来た。
秩父の自然の中を子供のように目いっぱい駆け抜ける。
参加費2,500円でこんな経験が出来るのは素晴らしい。
来年も出よう。
データ

