2022年12月 月例赤羽マラソン10km出走記

月例大会として運営されている赤羽マラソン。
参加しているチームの人もよく参加している大会ということもあり、試しに自分も出てみることにした。

気負わずにポイント練習感覚で。
とはいえ実践のため、手は抜かずに。

いい具合の緊張感で当日を迎えることが出来た。

当レースの目標

10kmのロードレースは初めて。

目標としては、

  1. 36分台に乗せること。

  2. 3’40前後でタレずに巡航すること。

現在のVDOT設定のTペース付近より少し速い3’40設定で、このレースに立ち向かうことにした。

当レースの結果

タイム: 36分32秒

参加人数が少ない大会ということもあり、部門2位総合3位だった。
小さな大会とはいえ、入賞の喜びを得ることができた。

クラブの皆さんと。

レース前

トレーニングプラン

このレースについてはポイント練習感覚で出場したため、プランは特に練っていなかった。

前日に3時間ジョグ(34.46km 5’13/km)を実施しており、ロング走+ペース走のセット練習としてこのレースに取り組みたかった。

装備まとめ

シューズ

Nike: Zoom X Vaporfly Next % 2

ウェア

ELDORESOで好みにフィットしたデザインのキャップとタイツが発売されたので、セットで着用した。

キャップ: ELDORESO | Florence Cap(Navy)
トップス: 参加しているランニングクラブのスリーブレスTシャツ
ボトムス: ELDORESO | Florence Short Spats(Navy)
ソックス: SIDAS: Run Feel ML(40-41)

補給食

10kmレースのためなし。

レースの振り返り

「会場付近のトイレが混み合っているため。」という理由でスタートが3分ほど遅延するというアナウンスがあった。
なんとも平和なレースである。

先に2kmと5kmの出場者がスタートし、5分ほど後に10kmと20kmの出場者がスタートする。
9:08、突然鳴り響いた号砲と共にスタートする。
参加人数は少なかったが、慣れておらず前の方に並べていなかったのでスタートダッシュをしっかり決めて先頭集団の一部としてスタートした。

先頭集団が綺麗に並んでいる。良い写真。

最初の1kmは時計を見ずに集団の一部となり進んでいった。
結果としては3’37。
快調な滑り出し。入りとしては100%だった。
体感と実際の数字にギャップがなかった。調子は悪くない。
そのまま4~5人ほどの先頭集団を形成して推移。

片道2.5kmを2往復でトータル10kmというコースだった。

2.5km地点に到達し、折返しタイミングで集団が少しバラける。
だんだんペースが緩み、自分の設定ペースより少し遅くなっていたため、ここで私も1段階目の仕掛けに出る。

同じタイミングで集団にいた2名がもっと前に出てしまい、集団は分散した。
途中までは着いていったがおそらく3’30~3’35ほどで巡航していたのでマイペースを守ることを選んだ。

自分の後ろには1名ぴったり着けている人がいた。
ピッチもほとんど一緒だったため、分身のような感じで風よけに使われつつも私自身も助けられた。

今回はなるべく大きなストライドで臨みたかったので、足を大きく振り出し、ダイナミックな走りを意識した。

持ちつ持たれつ。集団走は救い。

2往復目の往路。5km~7.5km地点。
このタイミングが一番メンタル的にキツかった。

走っても変わらない河川敷の景色。
それ以前に見慣れている風景。
しつこい風。寒い外気。
集中力を阻害するには十分な条件が揃っていた。

スタート前に日が出て暖かくなったので、手袋もアームカバーも外してしまっていたのだが、これは選択ミスだったと反省している。

汗はかいたが、体感としては寒かった。

2往復目の復路に入ったタイミングで気持ちを切り替えた。
まだ後ろにぴったりと着けられていたので振り切りたい気持ちを奮い立たせた。

ポイント練習感をレース感が上回った瞬間はここだったと思う。
しっかりとレースとしての楽しみを味わうことにシフトした。

フォームを維持しながら3’40を切るペースで力強く走ろうと意識した。
がむしゃらに走るのではなく、走行効率を下げずにしっかり戦う。

Goal後

翌日のダメージ

10kmということもありダメージはほとんどなし。
翌朝のジョグは念の為5kmに抑えたが、脹脛の張りくらいで済んだ。
関節や筋の痛みは特に無し。

レースの感想

普段のポイント練習では3’40ペースでこなすことはなかなか出来ていなかったので、とても質の高い練習になった。

20kmの部でレースペースが同じくらいという方も居たので、同程度の走力ではなくても一緒に走れる人がいて楽しめた。
同じ種目では置いていかれてしまうが、半分の距離なら少しは太刀打ちできる。

ハーフマラソンを初めて走った時にも思ったことだが、10kmで出し切ることの難しさは今回始めて走ってみて感じた。
今回は腹八分目に留めたが、いざ出しきらなくてはいけなくなった時に適切なプランニングが出来るか不安だ。
(私の)フルマラソンのようなどんぶり勘定ではペースが遅くて結果が着いてこない、もしくは突っ込みすぎて途中でタレるといった事態になりやすいだろう。

なるべくセーブしたけど終盤の写真は辛そうだ。

短い距離で出し切る力、経験に基づくところも大きいと思う。
カジュアルに出場できる大会は貴重なので、今後も取り組んでいきたい。

データ

40m足りてない。
川口マラソン(ハーフ)もそうだけど、短い方にズレてるのは少しかなしい。

ひたすら河川敷。
概ねイーブンで刻むことができた。

ストライドは狙い通り。一方でピッチは180を下回っていたので次回以降はテンポを意識して走りたい。

初めてストライド寄りにもゲージが振れた。ピッチが落ちてしまったことに拠る相対的な評価かもしれないが少し嬉しい。左足が弱く、右主導に触れているのは普段のポイント練習でも見えている課題点なので左半身の強化にも取り組んでいきたい。
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