第24回ハイテクハーフマラソン(2024)出走記

今年もハイテクハーフマラソンを走ってきたので記録を残しておく。

当レースの目標と結果

  1. 81分台に乗せる。

    • 合格。乗った。

  2. ビルドアップまではいかなくとも前半より後半のタイムが速くなるように走る。

    • 合格。風の影響もあるけど後半上げられた。

    • 前半10km 38:34 / 後半10km 38:16(ラスト1.1kmは計算が面倒なので切り捨て。)

  3. 平常心で走る。

    • 合格。去年より走りやすくて心が乱れなかった。

あれ?目標すべてクリア。
去年同大会で出したPBからは2分ほど遅かったが、現状での及第点となる走りはできたようだ。


グロスタイム: 1時間21分32秒
ネットタイム: 1時間21分13秒

走ったあとに撮ってもらった。去年より表情が柔らかい、というか矯正で顔変わったな?

レースの準備

年末年始は大晦日以外毎日酒を飲んで過ごした。
準備も何もない状態。

年始の走り初めは1/4に21kmジョグ、1/5に30kmEペース走とセット練として距離は踏んでいた。
無理のある練習ではないので気になる疲労は残っていなかった。

前日は一応酒を飲まず、いつもより少し早く0:30頃に就寝した。
鍼で施術してもらったので当日朝のコンディションは上々だった。

鍼治療も完全に張りを取ってもらうというよりは程よく緩ませてもらい、最後のランと感覚の違いが大きくならないようにしてもらった

装備まとめ

シューズ

  • Saucony: Endorphin Pro 2

スピード練習用に買った型落ちレーシングシューズ。
思いのほか気に入ってしまって、今回はVFN%2を差し置いて起用。

ウェア

  • キャップ: milestone | original cap(MSC-017)グレー×オレンジ

  • トップス: 参加しているランニングクラブのスリーブレスTシャツ

  • ボトムス: NIKE | レーシングタイツ Dri-FIT ADV Aeroswift

  • ソックス: RETO | SPORTS SOCKS(ノーマルタイプ・ビッグロゴ)

  • サングラス: A.D.S.R | RANDY 01(Lt.Green)

  • アームカバー: CW-X

  • 手袋: RxL | メリノウールグローブ

仲間に撮ってもらった写真。消しゴムマジックで肖像権問題に配慮。

サングラス、一周してお洒落用のやつが一番しっくりくる。
装着感問題ないからスポーティなのはもう買わないかも。

補給

今回もレース中は給水含めて補給なし。

朝ご飯はみたらし餅とシャトレーゼのワッフル。
あとブラックコーヒー。

みたらし餅は丸美屋のタレを使った。
(Amazonでは10袋単位でしか頼めないみたい。)
一袋で一つと説明書きがあったが、私の食べ方だと2つイケる見込み。タレが余ったから次はそうしよう。

移動中はハイポトニックウォーターを。
厳密には違うのだろうが、M◯LTENの廉価版と捉えて本命レース以外で使ってる。
こういうのってチリツモで結構お金かかるじゃないですか。

レースの振り返り

レース前

近場のレースだったので、朝は焦らずに移動。
会場でランニングクラブの仲間と落ち合い、ゆっくり準備。
心肺への刺激という意味ではなく、あくまで身体を起こすためだけに動きづくりを交えながら軽くアップをした。

少し出遅れて整列位置へ移動。
スタート位置から20mほど後ろになってしまったが本命レースではないのでまあ誤差。
今回は平常心で走ることが目標のひとつだから、こんな小さなことでカリカリしていられないのよね。

レース中

9:40。心臓にやさしい小さな号砲が鳴る。(本当に小さい。)
私は今回滑り込み出走のため、陸連登録者でのエントリーではなく第2ウェーブとなった。

  • 3行で背景を書くコーナー

    • 11月の上尾シティハーフマラソンに出走予定だったが心身共に疲れており人生初のDNSをした。

    • 東京マラソン2025の出走権を得るためのTeam One Tokyoというポイントレースプログラムに参加している。

    • ちょうどいい参加時期の対象レースがハイテクハーフしかなかったので、前回出走時に痛い目を見たが泣く泣く延長募集枠でエントリー。

以上。


去年は第4ウェーブ&ぐちゃぐちゃのウェーブ分けで大混乱だったが、今年は第2ウェーブかつある程度いい塩梅のウェーブ分けになっていたようでストレス指数は抑えられていた。

去年の第4ウェーブ通勤ラッシュ時の新宿駅(進行方向が前後だけで左右がないバージョン)だったので何も期待していなかったが改善されていてありがたかった。

去年の文句たらたらで脱線してしまった。
詳しくは振り返り記事で。

第23回ハイテクハーフマラソン(2023)出走記|nakanoryo
当レースの目標 MUST目標: 80分切り。 WANT目標: 公認レースでの78分台を記録。 当レースの結果 グロスタイム: 1時間19分34秒 ネットタイム: 1時間19分31秒 マラソンで奇跡やまぐれは本当に起きないことを改めて思い知っ...

気を取り直して今回のレースプランを載せる。

5秒レンジを取りつつ、後半は5秒ごとに切り替えていく算段。

スタート直後こそ混み合ったものの、~5kmは案外走りやすかった。荒川あるあるの強風もこの時点では吹いておらず平和な様相を呈していた。
思ったより調子が良かったので、3’50/kmほどの集団を見つけては次を目指しというのを繰り返して走った。

5kmを過ぎたあたりから雰囲気が変わってくる。風が吹いてきたからだ。
しっかり向かい風。これが強くなったら大変だぞと、先月走った足立フレンドリーハーフマラソンの風を思い出す。
9km地点ほどで強風が牙を剥いてきた。唯一の上りポイントを前にして風が強くなってしまった。
ハイテクハーフマラソンの難所はこの上り坂とそれに伴う幅員の減少である。
去年は本当に痛い目にあったが、平常心を心掛けて臨んでいたため心の負荷はそれほど高くなかった。
他のランナーとの軽い接触程度で済んだし、転倒をしているような場面も見ていないのでこれはコースの特徴くらいに留まるだろう。

難所を抜けると下り坂。そして折り返してまた上り坂。幅員減少。
集中力を保ってなんとか耐え凌ぐ。行きは第一ウェーブの集団・帰りは第二第三ウェーブの集団とのスライドとなる。
常に混み合っていたのでランニングクラブの仲間は半数以下しか気付けなかった。
年始早々のタイミングで一万人規模が走るハーフマラソンを開催するって、凄いなあ。

折返しとともに向かい風が追い風になっていたことに気がつく。
向かい風は大きな壁に感じるけど、追い風はそこまで恩恵を感じづらいのは何故だろう。
まあそれでもマイナス要素が拭われただけで体感的にはプラス。
気持ちは風に乗ってぐんぐん進む。
最近は時計の細かい表示があまり好きじゃなくて、ラップペース等を表示せずにただ現在時刻のみ出しているが後半は3’50を切るくらいのぺースで進めていた。

風の様子がまた変わり、若干横殴り気味になる。
そのあたりで疲れの実感が出てくる。
辛いしちょっと喉乾いたけど給水ポイントでピッチを乱すくらいならスルーして早くゴールしよう。そう切り替えて愚直に前へ進む。

後半はほとんど単独走だった。
もともと集団で進むのがそこまで好きではなく、どちらかというと風よけに使われる側なので単独でも苦ではなかった。

19km地点。今まで感じなかった胃のせり上がりを感じる。
小さめのゲ◯が出そうだったが、大丈夫と言い聞かせてひたすら進む。
ちょっと手前で仲間から熱い応援をもらったので、ここでペースを落とすのは気が引けた。

胃がプルプルしてくるのを感じながら歯を食いしばってフィニッシュ。

完走メダルを掛けたら、歩くリズムに合わせてみぞおちを刺激してきたのですぐに外した。

レース後

仲間とレースの振り返りをしながら全員のゴールを待つ。
風は少々収まっていたが日陰は寒かった。

もらったポカリとレッドブルを飲んだ。
胃の調子がよくなったので帰りに二郎系のつけ麺を食べて栄養補給をした。

帰宅後は一時間しっかり浴槽に浸かって身体を休めながらこれを書き進めた。

おわりに。

去シーズンより2分近く遅いゴールタイムとなったが、今の自分の実力を理解できるいい機会になった。
今回も一応シーズンベストということで、悔いはない。

去シーズンよりは遅いけど、ちょっとだけ強くなれたかな。

次は今シーズンラストのさいたまマラソン。
あっという間に今シーズンラストレースだ。

明日も仲間とロング走をする予定だ。
シューズのお陰か、今のところあまり疲労感がない。
ハーフマラソンはよっぽど出し切るか崩れるかしない限り、一発の疲労が大きくないのがありがたい。

この一ヶ月、うまく調整して仕上げていくぞ。
ではでは。

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