
12月も終わりに差し掛かっている今日この頃。
今年の年末は暖かいし、仕事もあっさり納まったし、切羽詰まっている感じもないし、あまり”年末感”を感じないままに過ごしている。
良いことだけど、少し物足りなさを感じている。
まあ、たまにはいいか。
今年の1月から始めたこの買ってよかったものマガジンも一周し、12回目を迎える。

今月もいつも通り、必要だと思うものを必要なタイミングである程度適切な優先順位で購入してきた。
2022年のラストを飾る買ってよかったものたちを順を追って紹介していきたい。
第5位
アルインコ | スティック筋膜ローラー(ライトグレー)
先輩宅でお借りしたスティック筋膜ローラーがよかったので、似たものを購入。
ランナーなので一般の人よりはストレッチをしたり筋疲労に気を遣って生活している。
しかし、毎回しっかりとストレッチをするのは時間もかかるし他にやりたいことがたくさんあるので気が向かない。(やった方がいいとは思うけど。)
そんな時にこのスティック筋膜ローラーが重宝する。
走ったあと、着替えついでに。
お風呂上がりに。
寝る前にベッドでまどろみながら。
以前紹介したフォームローラーと併用して、主に脚をほぐしている。
フォームローラーと比較して、優れている点がいくつかあるので記載しておく。
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凝り固まっているところをピンポイントで狙いやすい。
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イボイボが大きいので簡単に刺激できる。
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寝転んで自重をかけなくても両手を使えば刺激できる。
上記の特徴を持っているので、ながら筋膜剥がしが捗る。
私はよくお風呂上がりにランチューバーの動画を観ながらこれを脚や腰にゴリゴリしている。
色もビビッドではないので、インテリアに馴染む。
この商品の特徴として、イボイボの順番を付け替えることが可能なので、カスタマイズ性が高いのもポイント。
自分でできる簡単なこりほぐし道具としておすすめ。
第4位
アサヒビール | YORU BEER
コンビニで買えるビールのレベルを超越してきたと思わせてくれたビールがランクイン。
高校の同級生たちとの忘年会を終え、最寄り駅に着く。近所のコンビニで、もう一本。と缶ビールコーナーに立ち寄る。
コンビニで買えるビールなら、ここ数年はサッポロ黒ラベル一択なので迷いなくレジへ向かうところだが、見慣れないかわいいパッケージに吸い寄せられた。
黒ビール好きとしては見逃せず、買ってみることにした。
黒ビールにはパンチの効いたテイストのものが多いが、これは度数が5%に抑えられていることもあり、馴染みがよかった。
エスプレッソ感がしっかり出ている中で麦芽のロースト感もたのしめる。
期待値を上回るバランスがいい仕上がりだった。
コーヒーフレーバーのクラフトビールとして、コーヒースタウト
といった名前がついているようなものがそれにあたってくる。
それらの特徴として。
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アルコール度数が高い。
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値段が高い。
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取扱店が少ない。
結果、ハードルが高い飲み物になってしまっているように思われる。
私はコーヒーテイストのビールが好きなのでそれでも良いのだが、コンビニで手軽に買えるようになるのであれば、やはりとても嬉しい。

美味しかったので後を追っていたのだが、あとからプレス記事が公開されていた。
ミレニアル世代・Y世代の端くれとしてしっかりターゲティングされた結果、とても刺さる商品だった。

セブンイレブンで数量限定販売とのことで、立ち寄る度に見ているがすべての店舗で取り扱っているわけではないので、もし置いていたら買ってほしい。
250円くらいなのに750円の味がするから。是非。
(パッケージデザインかわいいけど、長○雄の…いや、なんでもない。)

第3位
Jabra | Elite 7 Pro
完全ワイヤレスイヤホンの完全って何。
と思いながら、完全ワイヤレスイヤホンを長年使っている。
ランニング用のイヤホンはGeoの骨伝導イヤホンで満足しているが、普段使いのものについては先代が故障してからはレギュラー不在の状態が続いていた。
Jabraのイヤホンは以前使っており、信頼しているブランドだったためブラックフライデーで半額近くまで下がっているタイミングで購入した。
自然なノイズキャンセリング。
軽さと高級感を兼ね揃えた筐体デザイン。
わざとらしくなく、存在感のある低音の再現力。
没入感を与えるには十分な体験をさせてくれる。
それがJabraのイヤホンのいいところだ。
もともとヘッドセットを得意とするメーカーということもあり通話品質にも優れており、人混みで通話する際も相手に聞き返されることはあまりない。
ワイヤレス充電にも対応しているし、USB Type-C充電にも対応している。
型落ちのイヤホンではあるが、それでも最近のイヤホンのトレンドを体感させてくれる。
イヤホン操作がタッチセンサー式ではなくクリックボタン式であることも個人的には嬉しいポイントだ。
特に、n回押したらxx。といった操作をする際にクリック方式の場合は感覚的にわかりやすいので助かる。
カラー展開も一癖あり、この手のイヤホンにしては珍しくベージュ系のものがある。

だいたいが黒系のカラーしか展開されていないのでこういった選択肢があるのはとてもうれしい。
iPhone同様、困ったらAirPods Proを買っておけば正直間違いないと思うが、王道は選びたくない捻くれ者の皆さんには薦めたい。
第2位
R×L(アールエル) | メリノウールグローブ ミッド
末端冷え性ランナーの救世主。
いつもお世話になっているランニングショップでプッシュされていて購入した。
今までランニング用手袋はDESCENTEの薄手のものを利用していたが、少し心もとなさを感じていたので新調した。
メリノウールの手袋なので、柔らかな暖かさで手を包んでくれる。
親指・人差し指・中指がスマホタッチ対応素材かつ、そこまで厚くないので手袋を外さずに操作することができる。
音楽のセレクトはもちろん、立ち寄ったコンビニでのキャッシュレス決済時にも手を煩わせることがない。
生地感がしっかりしているので、使用してから一ヶ月段階ではまだ毛玉等はできていない。
両手共にウォッチウィンドウが実装されているので、スマートフォンの画面を確認できるように装着することができる。
時計の先まで覆えるため、守備範囲が広い。

あまりの使い勝手の良さに、ランニング時以外にも常々使っている。
デザインにランニンググッズ感がないので、日常使いがしやすい。
また、化学繊維でよくある変な熱のこもり方もしないので、薄手のラインナップもあるが個人的にはこのミッドタイプで冬口からカバーできると思う。
12月末段階ではなんの問題もなく使えているので、このままこの手袋で冬のランニング生活を過ごしていきたい。
第1位
CANDY HOUSE JAPAN | SESAME4
今回の第一位はスマートロック。
セサミという小洒落たネーミングのものを導入した。
3M製の粘着テープでドアに取り付け、アプリで初期設定を行えばすぐに使い始めることができる。
こちらもブラックフライデーで公式サイトから購入。
執筆時点でも3980円(送料別)で購入できる。
ランニング時はなるべく身軽でいたい。
ウェアはもちろん、携帯品も最小限にしたい。
腰回りにポケットが付いたランニングパンツをよく履いているが、ゴムベルトなので重いものを入れるとそれなりに揺れる。
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スマホ
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小銭の入ったキーケース
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マスク
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フォーム計測用の装置
だいたいこの4点に、
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手袋(基本は常時装着)
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ヘッドライト(基本は常時装着)
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補給ジェル(30km以上走るときだけ)
といった装備で走っている。
この中で一際重いのが小銭の入ったキーケースだ。
こいつを削れば一気に軽量化できる。
中身は
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各種カード
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お金
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鍵
実質財布である。
事実、基本キャッシュレス+非常時の1万円というかたちで9割方このキーケースで運用しているため、本チャンの財布は年に何回かしか出動しない。
なので、この中身の軽量化は利便性を下げることに直結するのでなるべくランニング要因でチューニングしたくない。
ランニングにキーケースを持っていくか、持っていかないか。という二択を選べる状態に持っていきたい。
決済周りはスマホでどうにかなる。
ランニング中にお金を払う場面はコンビニ・自販機くらいだ。
コンビニはトイレを借りる場所として重要なポジションを担っているので、借りた際は喉が乾いていなくても小さいペットボトル飲料を買ったりする。
コンビニはカードのタッチ決済もバーコード決済も対応しているので、スマホでどうにでもなる。
自販機は体感2-3割しかキャッシュレス決済に対応していないので、基本的には無いものとして扱っている。自販機を通るときに喉が乾いたな、と感じたらGoogleMapでコンビニを探している。
そのため、飲み物をゲットする手段としてのカード・現金はスマホで代替することができる。
残るは鍵だけだ。
鍵を家に置いておければキーケースを持ち運ばない選択肢が生まれてくる。
それを解決してくれるのがスマートロックだ。
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各種カード…スマホ決済で解決
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お金…スマホ決済で解決(現金のみの自販は無いものとして扱う)
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鍵…スマートロックで解決
もともとはQrioを検討していたが、ランニング時の荷物を減らすための手段にしては少々値が張るので踏み切れずにいた。
そんな中で知人がマンションを購入したので、仲間内でプレゼントを送ろうという話になった。
新居での生活に役立つものにしようと、仲間の一人がこのセサミ4を提案してくれた。
そこでプレゼント用と合わせて、ちゃっかり自分の分も購入することにした。
もともと検討していたQrioの半額以下で導入することができる。
実際使い始めたのは1ヶ月以上経つが、想像以上に快適な使い心地で驚いている。
スマホの位置センサーで家の前に着くと自動でロック解除をする機能もあるので、ドア前で靴紐を解いている間にドアロックを解除してくれるので、ちょっとした時短にも繋がる。
買い物帰りで手が塞がった状態でも、鍵を自分で開けずに済むのでとにかく楽だ。
また、最後に鍵が開いてから指定の時間が経ったら自動で鍵を閉める機能もあるので、防犯面にも役立つ。
鍵を閉め忘れたか不安だ…といった場面でも、自分が閉め忘れても勝手に閉めておいてくれる安心感がある。
まあ、鍵とスマホを忘れて外に出てしまった場合は家から閉め出されてしまうわけではあるが。
ランニングにフォーカスして導入したが、導入後は普段の生活で輝かしく活躍してくれているのですでに元を取れた気がしている。
Bluetooth接続だけでなく、ネットワーク経由での操作を可能にするWi-Fiモジュールもあるため、もう数ヶ月したらそちらの導入も検討したい。
おわりに。
冒頭でも触れたが、このマガジンの連載を始めて丸一年になる。
何気なく購入して自己満足に浸り、たまーに知人にこれいいよと紹介していたが、こうして毎月5つピックアップして文字に残すことで、より買ったものへの愛着が湧くようになった。
あくまで自分のためにやっていることだが、このブログを読んだ人から試してみたよと連絡をもらった時の嬉しさは一入だ。
2023年もいい買い物をしてこの場で紹介していきたい。